【字幕なし】映画で英語学習する方法【初心者でも大丈夫です】

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もくじ

✔【英語学習におすすめ】字幕なしの映画鑑賞にチャレンジしよう!

✔英語字幕なしで楽しめるオススメ映画

✔まとめ

 

「字幕なしで映画を楽しみたい」これを英語学習の目的に掲げる人も多いかもしれません。僕もその内の一人です。でも、実際は字幕なしで映画を完璧に理解することは、英語が得意ない人にとっても簡単なことではありません。

 

英語に不自由なく感じる人でも、共通の話題について、相手の目を見ながらお互いの理解度を確認しながらするおしゃべりと、一方的な講義などを理解するのでは難易度が違います。映画となれば、ストーリーの中で、他人同士の会話や気持ちの動きなどを第三者的に理解しなければなりません。日本語の場合で考えてみても、友だちと気軽におしゃべりしている時、講義などを聞いている時、映画を観ている時、それぞれ違う緊張感と集中力を持っていることだと思います。

 

映画の英語を難しく感じるのは、リスニング力の問題はもちろんですが、聞けたとしても、作品として仕上げるために、ウィットのきいたセリフもあるでしょうし、教科書では習わない会話ならではの英語や言葉の使い方、知らない単語のオンパレードになっているからだと思います。

 

そこで、今日は、「不完全燃焼でもいい!字幕なしの映画鑑賞にチャレンジしよう!」という提案をしてみようと思います。

 

【英語学習におすすめ】字幕なしの映画鑑賞にチャレンジしよう!

「不完全燃焼でもいい!」と言いましたが、もしかしたらこれは個々の性格で忍耐力に差が出る問題かもしれません。映画は画像があるので、シンプルな内容のものなら大体のストーリーは追えるものだと思いますが、言っている内容が完全にわからないとストレスを感じてしまう人も多いかもしれません。

 

でも、できれば最初は前知識なしに一度、字幕なし鑑賞にチャレンジして「わかった!」という気持ちを味わってもらいたいと思います。もちろん「わかったセリフ」と「わからなかったセリフ」、どちらが多いかと言われたら、「わからなかったセリフ」の方が断然多いと思います。でも、「わからなかった」という部分より「わかった!」という部分に注目してください。

 

日本語の映画を観る時も、一字一句、「てにをは」まで意識して聞いてはいませんよね。もちろん日本語ネイティブだから自然と理解できるのですが、英語に関しても、英語をかたまりで捉えることに割り切って、その中で聞こえてきた単語で想像力を膨らませ「こんなんことを言っているんだな」、あるいは内容が理解できなくても「落ち込んでイジイジしているんだな」、「落ち込んだけど前向きになるきっかけをつかんだんだな」など、英語を雰囲気で感じるだけでもいいと思います。

 

「わからなかった」ストレスではなく、「わかった」喜びや楽しみを感じることが大切です。

 

とは言え、好きな俳優が出ているという理由だけで映画を選ぶと、何が何だかチンプンカンプン?という状況になってしまうかもしれません。

 

字幕なしの映画鑑賞にチャレンジする時は、探偵ものや医療関係、複雑な事件を解決してく物語などは向きません。シリーズもので、これまでの人間関係などの理解を必要とするものも難しいと思います。内容がシンプルで、子供でも楽しめる映画がオススメです。そしてあまり長くない映画がいいです。

 

英語字幕なしで楽しめるオススメ映画

そこで、英語初心者の方が字幕なしで映画を楽しむのにオススメな映画を紹介したいと思います。

 

僕自身が英語学習で毎日鑑賞していた、英語初心者の方でも内容を追いやすく、感動したり笑ったりできる映画を選びました。中でも一番オススメしたいのは、『天使にラブソングを』です。

 

天使にラブソングを(Sister Act)

こちらは、英語の予告編です。まずは一度ご覧ください。

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どうですか?わかりやすそうじゃないですか?

この予告編だけでかなりの部分を網羅しているような気もするのですが、ネタバレにならないよう、予告編の範囲で簡単に説明すると、売れないクラブ歌手の主人公(デロリス)が、殺人現場を目撃したことで、ギャングに命を狙われる。身を隠すために連れられた場所は、これまで縁もゆかりもなかった修道院。あることがきっかけで、そこのヘタクソな聖歌隊のレッスンを任せられることになり、立て直すという王道ストーリーです。その間に彼女も成長します。

 

100分という比較的短い映画の中で、起承転結がすごくはっきりしていて、話もわかりやすくテンポも良く、時折あるギャグシーンにクスッとなる、THE コメディというような映画。また、途中で挟まれる歌唱シーンがすごく爽快で、ストレスなく見続けることができます。

 

予告編の中にも笑えるシーンがありますよね。

 

日曜ミサの聖歌隊本番終了後のデロリスとシスター達

シスターA :I'd rather sing than do anything.

シスターB :It's better than ice cream.

シスターA :It's better than springtime.

デロリス :It's better than s〇x.

シスター達:Oh?

デロリス :No. No. I-I've heard. You know.

 

どんな気持ちかは、映像とこのシンプルな英語でわかりますよね。

この彼女たちのセリフ。よく見ると面白くないですか?「歌うことのほうが良い」という意味合いを感じとれれば十分ですが、セリフとしては「何をすることよりも歌うことのほうが良い。アイスクリームよりも。春よりも。s〇xよりも。え?き、聞いた話よ。」と言っているんですよね。

 

多少、理解できないところがあったとしても、大切なストーリーは予告編を見ただけでもつかめますし、ときどきテレビで日本語版を放映しているのを見たことがあると思います。是非字幕なしで楽しんでいただきたい映画です。

 

✅オススメの理由

・日常会話で頻繁に使われる自然な英語が、易しい英単語やフレーズで構成されていて映画の中で多く使われている

・100分の短い映画

・起承転結がはっきりしていて、かつミュージカルコメディなので楽しくて苦にならない

・笑ったり感動できる



天使にラブソングを2(Sister Act 2 : Back in the Habit)

もう一つ忘れてはならないのは、もちろん『天使にラブソングを2』です。

 

✅英語版予告編はこちら

youtu.be

 

この映画も約100分の映画なので、字幕なしで楽しむのにちょうど良い長さです。本編は前作の事件後、二流スターとしてラスベガスで活躍するデロリスが、今度は高校の音楽クラスの不良生徒を相手に奮闘する。対立する中、学校閉鎖の危機を知ったデロリスと生徒たちは、学校存続のために聖歌隊を組んで、コンテスト出場を目指すという物語です。歌や、生徒たちの友情、デロリスとの関係に注目して楽しんでください。

 

✅オススメの理由

・画像がストーリーの助けになる

・早口なキャラクターもいるが、生徒たちの英語は簡単な英単語やフレーズで構成された今でも使われている若者言葉で聞きやすい

・約100分の映画

 

まとめ

「字幕なしで映画を楽しむ」ことは、易しいことではありませんが、楽しみ方によっては難しいことでもありません。完璧にセリフを理解することはできなくても、作品から感じ取れることはたくさんあるものですし、同じ人間として、言葉を越えた共通の感情があります。ところどころでも、セリフのニュアンスをつかみ最後まで鑑賞できれば、字幕なしで映画を楽しめた喜びや自信にもつながるはずです。

 

易しそうでも、実際字幕なしで見ると難しく感じる映画がほとんどだと思います。字幕なしの映画鑑賞に挑戦するには、どの映画を観るかの選択も大切です。

 

「なんとなくわかった」「感動できた」と思える映画に出会い、英語を身近に感じてください。

一番大切なことは楽しみながら英語に親しむことです。

 

 

 

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